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未来守りネットワークとは
 組織概要
 名   称  特定非営利活動法人 未来守(さきも)りネットワーク 
 法人認証  2004年4月22日 
 設   立  2004年4月30日 
 所 在 地  〒684-0004 鳥取県境港市大正町38番地
 TEL 0859-47-4330 FAX 0859-47-4331  
 活動目的  鳥取県・島根県に跨る中海圏域の住民に対して、環境浄化活動・まちづくり
 事業及び芸術・文化・スポーツを愛する青 少年育成に関する事業を行い、
 住民主体の地域社会の活性化と発展に寄与する事を目的とする。
 代 表 者  理事長  奥森 隆夫 
 役   員  副理事  内田 幸男
 理事   北國 恵久        理事   松浦 光善
 理事   森岡 俊夫        理事   杉山 孝志
 理事   福田 一哉        監事   川口 利久
 理事   浜田 一哉        監事   足立 徹
 最高顧問  足立 統一郎 (境港市商工会議所 名誉会頭)
顧   問  武良 賢治  (米子市漁業協同組合 代表理事組合長)
 景山 一夫  (鳥取県漁業協同組合 代表理事組合長)
 外谷 久人  (中海漁業協同組合 代表理事組合長)
 佐藤 英夫  (日野川水系漁業協同組合 代表理事組合長)
 石倉 正夫  (中海漁業協同組合)
 宇野 松人  (米子瓦斯株式会社 代表取締役社長)
 石橋 雄器  (株式会社石橋造船鉄工所 代表取締役)
 技術顧問  松原 雄平 (鳥取大学 工学研究科 教授)     
 國井 秀伸 (島根大学 汽水域研究センター 教授)
 松本 真悟 (島根大学 生物資源化学部 附属生物資源研究センター 教授)
 新井 章吾 (株式会社 海藻研究所 所長)

設立趣旨書
  今、全世界に環境問題が討議されている中、全国及び我々の住むこの地方においても例外ではありません。
昭和30年代後半から始まった中海干拓事業が平成14年に事業中止となりましたが、長い間の干拓事業や生活環境の向上により、家庭排水、農薬、工業排水などが流れ込み、今や中海は一部の地域において「死の海」となってきています。河川、湖、汽水湖に至っても例外なく汚れがいちじるしく、日本固有の魚介類が希少危惧種に指定され存在自体が危ぶまれている状況を作り出した責任は、周辺地域に住む私たちにもあると思えてなりません。
 私たちの子や孫に美しい川・海を引き継ぐためにも、住民・行政・企業が今以上に努力しなければなりません。環境問題を語らずに「まちづくり」はできないのです。
  そこで、自主的な活動を行い、企業・団体・学校等に草の根運動を働きかけ、グリーンツーリズムを実現するよう活動して参りたいと考えています。その上での「まちづくり」においては、当然住民主体でなければならないと思います。行政や政治に頼るのではなく、地域・業種・年齢・性別に拘らず、それぞれの持つ経験と知識・技術を発揮する場を作ることによって、他の地域と違ったニューシティができると考えています。
  芸術や文化、あるいはスポーツ振興においても住民の皆さんに協力していただいて実践していくことにより、次世代を担う子供たちが全ての人たちに礼儀正しく、心優しく、喜びと勇気を持てるよう成長するのではないかと考えます。そして私たち一人一人が子供達に接する機会を多く作り、伝統・文化を大切にすることを教えなければならないと思います。またそのための具体的な方策として、コミュニケーションセンターの開設を考えており、市民の方々の活動をバックアップして参りたいと考えています。

申請に至るまでの経過
 未来守りネットワークは境港浜美化推進機構が提案してきた環境問題や全国浜美化推進機構に加盟している市町村交流事業(まちづくり)等の考えを受け継ぐ形で鳥取・島根両県の有志が集い設立することとなりました。
  中海問題提言、水の浄化に対する提言、市民や県外者に対する交流事業、県内及び県外のNPO法人とのネットワークを構築することにより未来守りネットワークの活動を一層幅広く進めるため、今回特定非営利活動促進法に基づき法人格を取得しようとするものです。
活動内容
・アマモ場・コアマモ場再生による中海浄化活動
・水中動植物の調査・保護活動
・家庭でのEM利用の推進
・石鹸使用の推進
 アマモ・コアマモ場は「海のゆりかご」と呼ばれています。
魚の産卵場であり、幼稚魚の隠れ家・遊び場でもあるのです。
さらにアマモ・コアマモは水中の窒素・リン分を吸収し、自らの光合成により、水質浄化を行います。
昔の中海では、至る所でアマモ・コアマモ場が見られましたが、昭和40年代の高度成長期の周辺地域からの雑排水・工業用排水の流出増加に伴う水質汚染、そして、中海干拓事業による植生地域の減少などにより、中海のアマモ・コアマモ場は激減していきました。

 
かつての美しい中海、漁業資源の豊富な中海を取り戻すべく、未来守りネットワークはアマモ・コアマモ場を復活させる活動を行っております。

山陰地方のアカヒレタビラは絶滅危惧種に指定されています。
現在は、鳥取県西部・島根県東部の一部の河川でしか、その生存は確認されていません。
この淡水魚はきれいで緩やかな流れの河川・湖等でしか生息できず、近年の河川改修等にて川底がコンクリート敷などへと改修されると、産卵母貝であるドブ貝などが生存出来なくなり、ひいてはアカヒレタビラの個体減少へと繋がります。 
 また、外来魚等の放流等による被害も見受けられ、さらには「山陰地方のアカヒレタビラ」の希少性(高額取引対象として)から、一部の業者達と思われる密漁により、生息地域から一夜にしてその固体が消え去ったこともありました。 
 私たちはアカヒレタビラの保護活動を通して、人間と自然が共生出来るような河川環境の維持推進に我々は日々努力しています。
アクセス
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アマモ場再生イベントの様子

よみがえれ中海

再生させたアマモ
(境港市清水町地先)

アマモ

絶滅危惧種
山陰地方のアカヒレタビラ(淡水魚)

アカヒレタビラ