平成27年度 お知らせ・活動報告 
 平成27年12月30日

今年も大変お世話になりました。

 本日で、仕事納めとなりました。昨年末に決定した「海藻米」を境港市の学校給食に採用というニュース
 からスタートし、海藻米がこの先5年間にわたって境港市の学校給食に採用されることが決定しました。
 今年も昨年に続いて、日野町金持地区で田植えや稲刈りを行いました。未来守りネットワークの会員の
 竃L洋さんは、松江市秋鹿町で地元の児童クラブの皆さんと田植えや稲刈りを行い、その収穫したお米
 を寄贈されました。

 また、日野町の松本洋一さんが新嘗祭(にいなめさい)で献穀することになり、何度もメディアに取り上げ
 られました。あわせて海藻米が学校給食に採用されたことで、中海の海藻を肥料として栽培する取り組み
 が地元の皆さんへの認知度が広がり、年末にはイチゴ農家の井田さんの話題もメディアに取り上げられ
 ました。関心が高まり、中海の水質浄化につなげることが出来るといいなと思います。

 今年もたくさんの皆さんにイベントに参加していただき、ありがとうございました。また、未来守りネットワ
 ークの取り組みにお力添えをいただき、本当にありがとうございました。

 平成27年12月24日

境港市にて海藻肥料でイチゴを栽培する井田哲也さんが中海テレビ放送の取材を受けました。

海藻肥料でイチゴ栽培 平成27年12月24日に中海の海藻を肥料としてイチゴを栽培する境港市の農家
 井田哲哉さんが中海テレビ放送の取材を受けました。
クリスマスにぴったりの
 大きなイチゴで品種は章姫(あきひめ)です。酸味が少なく子どもでも食べやすい
 
品種だそうです。
 奥様と一緒にビニールハウスでイチゴを栽培されています。長雨が続くとイチゴが
 水分を多く含んでしまい糖度が下がるそうです。先日、西部農業改良普及所で測
 定したところ一番甘い先のほうで12.3、平均すると9.04という糖度が測定されました。
 このイチゴは収穫後3日ほど経過していましたので、甘さが少なくなっていたそうです。

 ちょっと緊張気味で取材を受けられたの井田さんの様子は、本日(12月24日)の夕方のニュースで流れる
 ようです。中海テレビ放送をチェックしてみてくださいね。
 クリスマスを前に収穫されたイチゴは糖度も高く、とても美味しいものが出荷されています。すぐ近くにある

 岡田商店には、「地元中浜 井田哲哉さんのあきひめ」と記載されています。お近くにお立ち寄りの際には、
 ぜひお買い求めくださいませ。

 ※この日は、日本海新聞さんからも取材を受けていましたよ。

 平成27年12月5日
 (平成27年12月11日更新)

関西国際大学 尼崎キャンパスにて、平成27年度インターンシップ報告会が行われ、
奥森隆夫理事長が参加してきました。

関西国際大学インターンシップ報告会  兵庫県尼崎市にある関西国際大学 尼崎キャンパスにて、平成27年度インターン
 シップ報告会
が行われました。インターンシップ実習の受け入れ先の代表の方々
 が出席され、奥森隆夫理事長も参加してきました。

 松本茂樹先生による大学でのインターンシップの位置づけ等の説明後、生徒が
 それぞれ実習での取り組み内容や受け入れ先の紹介、インターンシップで学んだ
 ことや感じたこと、今後の目標やその経験をどう生かすかの発表がありました。

 未来守りネットワークで実習した学生による報告は、現実的なことも理解しつつ、
 身近な問題を解決することをビジネスの視点で考えていきたいという内容
でした。

 報告会の後に行われた懇親会では、インターンシップで中海を訪れた学生たちと久しぶりに再会しました。
 未来守りネットワークとして成果報告会への出席は今回が初めてでしたが、このような機会を頂戴し皆さん
 の取り組みをうかがい知ることが出来ました。本当にありがとうございました。


 平成27年11月27日
 (平成27年12月14日更新)

安来市の島田交流センターにて、アマモ植栽イベントを開催しました。

アマモ植栽イベント 島田地区中海流出水対策協議会主催のアマモ植栽イベントは、昨年と同じく
 安来市立島田小学校の5年生と開催する予定でした。荒天のため、学校での
 アマモシートの作成は中止となり、急遽、日程を調整し27日に協議会の皆さん
 と島田交流センターでの開催となりました。

 イベント当日は、朝から雨やミゾレがふりイベント開催が心配されました。ところが
 開始時間を迎えると雨は止み、晴れ間がさしてきました。境港でのイベントに続き、
 鳥取県水産試験場の3名が社会体験研修として参加応援してくれました。

 島田地区中海流出水対策協議会の大迫会長の挨拶でスタートすると、参加人数こそ少ないものの手慣れた
 手つきでシートを作成し、あっという間に2枚のアマモシートが完成しました。水産試験場の皆さんが、しっかり
 と応援してくれました。参加者全員で、アマモシートと一緒にパチリ!

 全員で設置場所に移動し、ダイバーさんがシートを設置するのを見守ります。終了間際になって雨が降り出し
 ましたが、無事にイベントを終了することが出来ました。本当にありがとうございました。

 平成27年11月21日
 (平成27年12月14日更新)

第11回アマモ移植イベントを開催しました。

第11回アマモ移植イベント 境港市の鳥取県漁協境港支所で、第11回アマモ移植イベントを開催しました。
 今年は
鳥取県水産試験場の航海士や機関士の3名が社会体験研修として参加
 してくれました。

 最初に、奥森隆夫理事長の挨拶とアマモ応援隊の皆さんの紹介がありました。
 また、今回参加した未来守りチャイルドクラブの子供たちには、「アマモ大使」の
 キーホルダーをイベント後にプレゼントすると約束しました。
 次に水産試験場を代表して、機関士の岸本さんが挨拶をしてくれました。

 恒例のイベントなので、子ども達が率先してシートを作ります。今年は子どもの参加が少ないため、未来守り
 の会員や水産試験場の皆さんもシートに種を丁寧に塗り広げてくれました。昨年同様、4枚のアマモシートが
 完成しました。出来上がったアマモシートと一緒に集合写真を撮りました。

 全員で外江港に移動し、ダイバーさんがアマモシートを設置するのを見守りました。イベント終了後に海藻米
 の新米で出来たおにぎりを食べました。この日は、曇りでしたが海風の冷たい中でベントに参加していただき
 本当にありがとうございました。

 平成27年11月9日

第11回アマモ移植イベントを開催します。

アマモ移植イベント     日   時 : 平成27年11月21日(土) AM 9:30 〜 PM 12:00
     受   付 : AM 9:00 〜 AM 9:30
     場   所 : 鳥取県漁協 境港支所(境港市中野町)
     アマモシートの設置場所 境港市清水港・外江港


      ※ 帽子・タオル・カッパ・傘・長ぐつは、各自にて準備をお願いします。
      ※ 雨天の場合は、アマモシートの作成のみを行い、設置は中止とします。

                お問い合わせは、事務局まで。

 平成27年10月15日
 (平成27年10月31日更新)

とっとり自然環境館に活動紹介パネルが展示されました。

とっとり自然環境館 米子市大崎のとっとり自然環境館にて、鳥取県の自然保護・環境保全団体の活動
 紹介パネルがリニューアルされました。そこで未来守りネットワークのパネルも展示
 されることになりました。
 とっとり自然環境館には4つの展示ゾーンがあり、ソフトバンクとっとり米子ソーラー
 パークの概要、鳥取県の観光地や自然の魅力を200枚を超える写真で紹介したり、
 県の再生可能エネルギー推進の取り組み等が展示されています。

 小さな発電機もたくさんあって、子ども達がさまざまな体検することが出来ます。ぜひ、行ってみて下さいね。

                 とっとり自然環境館のHPは、こちらから

 平成27年10月3日
 (平成27年10月14日更新)

「育てよう!みんなの宍道湖〜稲刈り編〜」を開催されました。

豊洋米 稲刈り会 松江市秋鹿町にて、未来守りネットワーク会員の竃L洋さんが「育てよう!みんな
 の宍道湖」と題し、稲刈り会を開催
されました。5月に田植え会を行い収穫時期を
 迎えたため、川津あおぞら児童クラブの小学生のみなさんと一緒に稲刈りが行わ
 れ ました。

 この日は天候に恵まれ絶好の稲刈り日和となり、奥森隆夫理事長が参加しました。
 秋晴れのなか、みんなで心地良い汗をかきました。
 このような機会をいただき、本当にありがとうございました。

 ※平成27年12月10日追記
 竃L洋さんが川津あおぞら児童クラブの子供たちと収穫したお米は、10月31日に児童養護施設「双樹
 学院」に寄贈されました。環境教育と地域貢献を目的として、中海の海藻を肥料に使用した海藻米です。

 平成27年10月1日
 (平成27年10月12日更新)

日野町海藻肥料普及アドバイザーの委嘱式が行われました。

海藻肥料普及アドバイザー 日野町役場にて、日野町海藻肥料普及アドバイザー委嘱式が行われ、景山享弘
 日野町長より、委嘱状を受け取りました。


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 平成27年9月19日
 (平成27年11月28日更新)

「みんなで作ろう海藻米〜稲刈り編〜」を開催されました。

みんなでつくろう海藻米〜稲刈り編〜
 日野町金持地区にて、「みんなでつくろう海藻米〜稲刈り編〜」を開催しました。
 2学期から日野町の海藻米を学校給食で食べている境港市の小学生と保護者の
 皆さんが参加しました。みんなで5月に植えた苗が収穫時期を迎えて、黄金色に
 光っていました。

 海藻米の話題で、すっかり有名人となった松本洋一さんに稲刈りの方法を教わり
 ます。この日初めて稲刈りをする子どもは、ちょっと恐る恐るという感じ。昨年も
 参加した子どもたちは、どんどん稲刈りを進ていきます。最初、写真を撮っていた
 お母さん達も稲刈りに参加し、親子で一緒に夢中になっていました。
 途中でコンバインに乗せてもらい記念撮影をしたりと、ちょっと脱線気味でしたが、稲は順調に刈られて
 いきました。あと少しを残しのところで時間となってしまったので、参加者全員で写真を撮り、残りの稲は
 松本優栽の皆さんにお願いしました。

 みんなで、
「たたらの楽校 根雨楽舎」に移動して、日本の鉄と「たたら」の歴史を勉強しました。ビデオを
 見ながら説明を受けると、みんな真剣に聴いていました。その後、敷地内の日野町歴史民族資料館分館
 でたたらの操業の模型を見せてもらいました。操業一代(ひとよ)はヒ(けら)押しの場合、三日三晩。この
 間交代で仮眠を取りながら作業に当たったそうです。当時の様子が分かりやすく作ってあり、皆が覗き込
 んでいました。

 根雨楽舎に戻ると
近藤家をはじめとする奥日野の鉄山師たちの年表に、「1825(文政8年)日野、会見郡
 産の鉄を出荷するため境鉄山融通会所を設置する」
と記されていました。こんなに昔から日野と境港は
 交流をしていたようです。

 最後にで山村開発センターに移動して、参加者全員で海藻米とシジミの味噌汁を食べました。たくさんの
 皆さんにご協力をいただき、本当にありがとうございました。

 平成27年9月17日

「みんなで作ろう海藻米2015〜稲刈り編〜」を開催します。

みんなで作ろう海藻米2015〜稲刈り編〜     日  時 : 平成27年9月19日(土) AM 10:00 〜 PM 13:30
     場  所 : 日野郡日野町金持

     am10:30 開会あいさつ
            プログラム説明、稲刈り開始(約1時間)
     pm12:30 交流会
            みんなで食事を予定しています。
            お弁当を持参する必要はありません。
      pm13:30 閉会あいさつ、現地解散

        ※ 帽子・長ぐつ・タオル・着替え等は、各自で準備してください。
        ※ 軍手・カマは、事務局で準備します。
        ※ 動きやすい服装で参加してください。
        ※ 少雨の場合は、決行します。

             詳細は、こちらのチラシをご覧下さい。   ⇒  チラシ

                    お問い合わせは、事務局まで。

 平成27年9月
 (平成27年10月12日更新)

中海エコ活動レポートに奥森隆夫理事長の「アマモ場の保全・再生
事業」の記事が掲載されました。

 平成27年9月に発行された中海エコ活動レポート 第17号に奥森隆夫理事長の「アマモ場の保全・再生
 事業」の記事が掲載されました。

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 平成27年9月16日
 (平成27年10月12日更新)

新嘗祭で献上するお米を収穫する「抜穂式」が行われました。
献穀米の抜穂式

 日野町別所にて、新嘗祭(にいなめさい)の献穀米を収穫する
 「抜穂式(ぬいほしき)」が行われました。

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 平成27年9月13日
 (平成27年9月17日更新)

やすぎ環境フェアに参加しました。
やすぎ環境フェア

 安来市の和鋼博物館にて開催された「やすぎ環境フェア」に参加し、未来守り
 ネットワークの活動や海藻肥料をPRしてきました。

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 平成27年8月3日〜12日
 (平成27年8月28日更新)

関西国際大学の12名が中海での地域資源活用による就業体験に訪れました。
関西国際大学インターンシップ実習

 関西国際大学 人間科学部・経営学科・地域マネージメントコースのインターン
 シップ実習生12名が中海を訪れ就業体験を行いました。
 インターシップ受け入れは、今年で4年目となりました。

 初日は、米子市のふれあいの里で開催された「水の日フォーラム」に参加し、
 北野 大氏の講演などを聴き、水環境の保全について、しっかりと勉強しました。
 2日目には、中海で海藻刈りを行うことになった背景や海藻を肥料等に活用して
 いる事例をあげ、地域資源を生かしながら水質浄化へとつなげる取り組みを説明
 しました。
 インターンシップ実習で、なぜ海藻刈りを行うのか、海藻を肥料にすると農作物や水環境にどんな効果
 があるのかなどを予習してから、実習に入りました。

 今回は天候に恵まれ、連日、猛暑日の中での実習でした。海藻刈りを行った学生は、野球部で体力は
 十分ですが、暑さと慣れない作業に負けず、休憩には中海で泳いだりと元気いっぱいでやり遂げました。
 最終日の11日の夜には、奥森隆夫理事長より実習生全員に終了証が授与されました。

 このような機会をいただき、本当にありがとうございました。

 平成27年8月5日
 (平成27年8月15日更新)

日野町山村開発センターにて、野菜を栽培する婦人部の皆さんに海藻肥料の説明会を行いました。

海藻肥料説明会  日野町山村開発センターにて、奥森隆夫理事長が野菜を栽培する婦人部の
 皆さんを対象として海藻肥料の説明会を行いました。

 中海で、水質浄化を目的に海藻刈りを行うことになった背景や刈った海藻を
 肥料として活用するために各地で試験栽培を行い、試行錯誤していった経緯
 から紹介しました。昔は、海藻を肥料として利用していましたが時代の流れに
 より化学肥料へと変化していきました。大量生産を目的に化学肥料を多用した
 こと等により中海で富栄養化が起こり、海藻が異常繁殖していきました。
 繁殖しすぎた海藻は、湖底の貧酸素を引き起こしたり硫化水素を発生させたり
 する原因となっていました。

 海藻農法は、この地域で行われていた海藻を肥料として活用する方法を見直し、土地の状態を健康に
 保つだけでなく、過剰な肥料成分の流入を防ぎ中海の水質浄化へと繋がることを説明しました。
 この日は日野町で野菜を栽培する婦人部の皆さん等12名が参加されました。講演後は婦人部の皆さん
 が活発に質問され、関心の高さをうかがい知ることが出来ました。
 この様子は、日本海新聞にも掲載されました。このような機会をいただき、本当にありがとうございました。

 平成27年7月
 (平成27年7月29日更新)

「現代農業 7月号」に海藻肥料の記事が掲載されました。

 農山漁村分化協会が発行している「現代農業」に新井章吾技術顧問の書いた海藻肥料についての
 記事が掲載されました。

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 平成27年7月7日
 (平成27年7月13日更新)

7月7日 午後7時7分「水辺で乾杯」に参加してきました。
水辺で乾杯

 平成27年7月7日に全国一斉に開催された「水辺で乾杯」に参加してきました。
 あいにくの雨の中でしたが、みんなで乾杯しました。

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 平成27年7月7日
 (平成27年7月21日更新)

境港市の学校給食に日野町産の海藻米を使用するため、境港市と日野町と
生産者の松本洋一さんが納入協定の調印式が行われました。

海藻米納入の調印式  2学期より境港市の学校給食に日野町産の海藻米が使用されることになり、
 境港市役所にて、中村勝治境港市長、景山享弘日野町長、生産者代表の
 松本洋一さんが日野町産海藻米の条件や納入価格等を定めた協定書に
 調印しました


 新設の学校給食センターの稼動に伴い、境港市の小学校7校と中学校3校で
 全て米飯給食になり、給食は1日3,000食、年間で48トンが見込まれています。
 その大半が日野町産の海藻米でまかなわれます。
 松本洋一さんは、「境港の子供たちにお米がおいしいと言ってもらえるように
 頑張りたい」と述べられました。

             日野振興センターの日野ごよみにも掲載されました。

 平成27年6月27日
 (平成27年7月13日更新)

第1回 第5期中海自然再生協議会に参加しました。
中海自然再生協議会


 島根県庁の会議室にて行われた「第1回 第5期中海自然再生協議会」が開催
 され、奥森隆夫理事長が参加しました

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 平成27年7月6日

第5回中海海開き「きれいになった中海で泳がいや」を開催します。

中海海開き
  ※ 7月15日追記 台風11号接近による悪天候が予想されるため、
    開催中止を決定しました。

        日  時 : 平成27年7月18日(土) AM 10:00 〜 13:30
       場  所 : 島根県松江市本庄工区(八束町江島)

        am  9:30 集合・受付
        am 10:00 開会式 注意事項の説明
        am 10:30 海水浴
        am 11:30 中海再生の取組や水質の現状などを説明
               (国土交通省 出雲河川事務所)
        am 11:50 閉会式
                〜 未来守りネットワーク事務所へ移動 〜
        pm 12:30 昼食(アサリ汁と海藻米のおにぎり)
        pm 13:30 終了

        ※ 持ち物・服装
           水着・水中メガネ・タオル・着替え・ぞうり・帽子・水筒など
        ※ 開催場所について
           イベント前の中海の状況により、変更になる場合があります。

                 詳細は → チラシ

              お問い合わせは、事務局まで。

 平成27年6月20日
 (平成27年7月24日更新)

第11回アマモ・コアマモ種子採取イベントを開催しました。


アマモ・コアマモ種子採取イベント 境港市の外江港にて、第11回アマモ種子採取イベントを開催しました。

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 平成27年6月12日
 (平成27年7月14日更新)

第11回アマモ・コアマモ勉強会を開催しました。

アマモ・コアマモ勉強会 境港市の夢みなとタワー 2階 第2会議室にて、第11回アマモ・コアマモ勉強会を
 開催しました。まず、
奥森隆夫理事長が「中海流域地域の再生事業と海藻肥料
 の成果報告」と題して、講演
しました。
 昨年の勉強会の中でも発表された平成24〜25年にかけて、アマモの生息域が
 激減した原因を説明して、昨年行った境港市のアマモ移植イベンのほか、安来
 市で行ったアマモ植栽イベントや島田地区承水路でのアサリ・シジミの放流、
 カワツルモの移植にたくさんの皆さんが参加してくれたことを紹介しました。
 また、雨水浸透桝により地下に浸透させた雨水が分解された無機態窒素となり、
 湖底の砂泥改善や海藻類 ・魚介類の生息環境を作り、自然の浄化機能を高め
 ることなどを説明しました。

 次に
鳥取県衛生環境研究所の前田晃宏研究員が、「湖沼の保全と再生」と題して講演しました。中海の
 基本的な紹介を行い、富栄養化の仕組みや現状について分かりやすく説明されました。中海の富栄養
 化は、回復傾向にあるが依然として富栄養化の状態にあり、米子湾周辺の数値が高くて、住宅街からの
 生活排水や農業廃水が主な原因となっています。現在では、生活排水の8割を処理して排水するなどの
 対策により、汚染負荷が劇的に改善しているそうです。

 それらの対策のほか、藻刈りは湖内に流入してしまった栄養塩を湖外に直接除去する役割があることを
 紹介されました。
海藻が堆積すると日中は光合成によって酸素を発生するが、夜間には光合成が止まり
 貧酸素状態となっていることを説明しました。水温が高くなる夏場には、無酸素化が進み硫化水素が発生
 する仕組みになることが分かりました

 特に夏場の藻刈りは、富栄養化対策と生物資源の保全につながるそうです。夏場以外は海藻のゆりかご
 効果やトラップ効果が機能するので、注意して行う必要があることも分かりました。富栄養化の基礎的な事
 をおさらいし、改めて藻刈りの重要性を確認できました。

 お忙しい中勉強会に参加していただき、ありがとうございました。

 平成27年5月19日
 (平成27年6月3日更新)

日野町の松本洋一さんの水田にて、新嘗祭で宮中に献上するコシヒカリの
田植え式が行われました。

 秋の新嘗祭(にいなめさい)で宮中に献上するコシヒカリの献穀斎田に選ばれた日野町別所の松本洋一
 さんの水田にて、田植え式が行われました。

 鳥取県は、毎年、新嘗祭で献穀(皇居で献納)を行っていて、今年の献穀奉仕者に松本洋一さんが選ばれ
 4月に行われた播種(はしゅ)式をテレビや新聞で見られた方もいらっしゃるかも知れませんね。
 この日は、松本さんご夫妻や関係者の皆さんが「新嘗祭供御献穀斎田田植式」という神事で、玉串奉納等
 が行われました。その後の豊作祈願田植式では、かすりの着物とすげがさ姿の早乙女たちも加わって、
 苗を丁寧に植えていかれました。この日の様子は、新聞などにも掲載されました。
 9月には稲刈りの抜穂式があり、10月に皇居で献納される予定だそうです。

 松本さんには、以前から中海の海藻で作った肥料「ミネラル海藻」を使用して栽培していただいています。
 この水田には、バージョンアップした海藻肥料が使用されています。

                   詳細は、日野振興センターの日野ごよみへ

 平成27年5月16日
 (平成27年5月30日更新)

日野町金持地区にて「みんなで作ろう海藻米2015」を開催しました。

みんなで作ろう海藻米
 昨年に続いて日野町金持地区で、「みんなで作ろう海藻米2015」と題して田植えの
 体検イベントを開催しました。この日は雨が朝方まで残り、開催が心配されました。
 日野町に到着するとも山には霧が掛かっていました。少し肌寒い感じでしたが開始
 時間には雨も上がり、久しぶりの松本洋一さんの挨拶でスタートしました。
 2学期
 から給食に導入される「海藻米」の作り方をみんなで体験して学んでいきます。

 まず、松本洋一さんに田植えの方法を教わりました。昨年参加した子ども達や誠道
 と根雨小学校の交流で13日に田植えを行ったばかりの5年生。加えて初めて田植え
 をする子ども達と保護者の皆さん等どたくさん参加してくれました。
 田植えの前に参加者全員で「頑張って植えるぞー!」と写真を撮りました。


 1年ぶりに田んぼに入ったり、初めて田んぼに入る子供たちは、おっかなびっくり!田んぼに入る時の
 リアクションは、昨年より大きかったと思います。
苗を取り過ぎたり、足がなかなか抜けない等、初めて
 参加する子どもたちには少し難しかったようです。昨年に経験済みの子供たちは、感触を楽しみながら
 植えていました。泥んこになって、みんなで頑張って植えていきました。保護者の方も積極的に田植え
 に参加してくださり、あっという間に植え終わりました。
 田植えが終わったら、そばを流れる冷たくてキレイな水で、手や足を洗いました。

 着替えのあとは、もはや恒例(?)の
金持神社をみんなで参拝しました。山村開発センターへ移動する
 と、松江の田植え会場から駆けつけた奥森理事長が、日野町でも中海の現状や水質浄化の取り組み
 を説明しました。みんなで勉強した後は、海藻米のおにぎりとお味噌汁を飲んで、一足お先に海藻米を
 味わいました。

 たくさんの皆さんに参加していただき、本当にありがとうございました。

 平成27年5月16日
 (平成27年5月30日更新)

松江市で「育てよう!みんなの宍道湖 〜田植え編〜 」が開催されました。

育てよう!みんなの宍道湖〜田植え編〜
 松江市秋鹿町にて、未来守りネットワーク会員の竃L洋さんが「育てよう!
 みんなの宍道湖 〜田植え編〜」と題し、田植え会を開催
されました。この
 田植え会には、川津あおぞら児童クラブの小学生を招き、地元の水田をお
 借りして田植えが行われました。

 みんなが田植えを行う前、奥森理事長が
中海や宍道湖の現状や水質悪化の
 原因になっている海藻を肥料として有効活用することや多様な生物を育てる
 ため、きれいな水を守っていく「循環型農業」の大切さを説明
しました。
 しっかり勉強した後、田んぼに入っていきますが、みんなハイソックスを履いて田植えをしていました。
 泥んこになって汗を流しながら田植えをした姿は、山陰中央新報にも掲載されました。

             詳細は、竃L洋さんのホームページへ

 平成27年5月8日
 (平成27年5月29日更新)

学校給食米の水田と伯州綿の畑に海藻肥料が散布されました。

海藻肥料の散布  平成27年5月8に学校給食用の水田、伯州綿の畑には、4月20日に海藻肥料
 「ミネラル海藻」が散布されました。


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 平成27年5月7日
 (平成27年5月29日更新)

境港市に2月に贈呈した海藻肥料を引き渡しました。

海藻肥料引き渡し
 平成27年5月7に境港市商工農政課の皆さんに学校給食米のお米に使用する
 海藻肥料「ミネラル海藻」を引き渡しました。

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 平成27年5月23日

第11回アマモ種子採取イベントを開催します。

アマモ種子採取イベント
       日   時 : 平成27年6月20日(土) AM 9:30(受付) 〜 12:00
               ※ 一部会員は、AM8:30
      集合場所 : 採取場所 外 江 港
               ※ 雨天決行します。
               ※ カッパ・手袋・傘・着替えなどは、
                  各自で準備してください。
             
                 お問い合わせは、事務局まで。

 平成27年5月23日

第11回アマモ・コアマモ勉強会を開催します。

アマモ・コアマモ勉強会
     日 時  平成27年6月12日(金) AM 10:00 〜 12:00
     場 所  夢みなとタワー 2階 第2会議室
     演 題  1.「中海流域地域の再生事業と海藻肥料の成果報告」
             NPO法人未来守りネットワーク 理事長 奥森隆夫
           2.「湖沼の保全と再生」
             鳥取県衛生環境研究所
             水環境対策チーム     研究員 前田 晃宏 氏
           ※ 宮本氏から変更になりました。
        
                 お問い合わせは、事務局まで。

 平成27年5月13日

「みんなで作ろう海藻米2015」を開催します。

みんなで作ろう海藻米
  境港市で、平成27年度の2学期から学校給食用のお米に日野町産の海藻米が
  使用されることになりました。そこで、みんなが食べる海藻米を子ども達が自ら
  作ろうと田植えをすることになりました。

     日 時  平成27年5月16日(土) AM 10:30 〜 14:00
     場 所  日野郡日野町金持
     集 合  10:30 金持チェーン脱着場

       AM 11:00  開会あいさつ
              田植え開始 1時間程度
       PM 13:00  交流会
               雨天の場合 : 日野町山村開発センター(日野町根雨130-1)
       PM 14:00 閉会あいさつ
            
       ※ 帽子・長ぐつ・タオル・着替えなどは各自で準備してください。
       ※ 動きやすい服で参加してください。
       ※ 少雨も場合は、決行します。
       ※ 金持神社の参拝客もおられますので、出来るだけ乗り合わせてお越しください。

                    詳細は → チラシ
                お問い合わせは、事務局まで。

 平成27年4月24日
 (平成27年5月1日更新)

河川(水面部)における安全利用点検を行いました。

河川における安全利用点検
 ゴールデンウィークを迎えるにあたり、河川の利用が高まる季節となり、水辺に
 近づき水に接する機会が増えてくることから、安心して利用していただけるよう、
 出雲河川事所が安全点検を実施されました。
 そこで、未来守りネットワークも河川協力団体の一員として参加してきました。

 国土交通省や境港市等の皆さんと点検したのは、境港市の夕日ヶ丘地先と中野
 港の2ヶ所でした。護岸を歩いて整備状況を確認した結果、2〜3ヶ所に修繕が必要
 なところがあり、対応していただけるように提案しました。

 今回の安全利用点検の結果は、国土交通省 中国地方整備局 出雲河川事務所のHPに掲載
 されています。

            河川安全利用点検の結果は、こちらから

 平成27年4月20日
 (平成27年4月22日更新)

日野町立根雨小学校に中海の海藻で作った海藻肥料「ミネラル海藻」4袋を贈呈しました。


 日野町と境港市の誠道小学校の交流事業により、5月12日に田植えを行う事が決定しました。そこで
 中海 の水質浄化のために回収した海藻で作った肥料「ミネラル海藻」4袋を日野町立根雨小学校に
 贈呈しました。

 海藻肥料は、根雨小学校の皆さんがもち米や古代米、さらにサツマイモの栽培に活用されます。

 境港市では、2学期から小中学校の給食に日野町産の海藻米を使用されることも決まり、日野町との
 交流がこれからもどんどんと高まっていくことを願います。

 ※追記 根雨小学校と誠道小学校の交流会は、荒天のため5月13日に開催されました。


 ※平成27年12月24日追記
 9月14日に根雨小学校の全校児童77人によって、稲の収穫作業が行われました。
5月に誠道小学校の
 5年生と一緒に植えた苗が立派に育ちました。根雨小学校では、5年生が午前中に「はで作り」を行い、
 午後から全員で稲刈りが行われました。

    この様子は  →  日野町立根雨小学校 「活動のようす」 に掲載されています。

 平成27年4月1日
 (平成27年4月6日更新)

境港会議所ニュースに未来守りネットワークの記事が掲載されました。


 境港商工会議所より発行された「境港会議所ニュース」2015.4月 556に海藻肥料「ミネラル海藻」
 を贈呈した際の記事が掲載されました。

  → お知らせへ 
 平成27年2月28日
 (平成27年4月5日更新)

「第4回中海産海藻肥料による農業改革セミナー」を開催しました。

農業改革セミナー
 平成27年2月28日に境港市の夢みなとタワー 2F 第2会議室にて、4回目を迎えた
 「中海産海藻肥料による農業改革セミナー」を開催しました。

 詳細は、
海藻農法普及議会のホームページをご覧下さい。 → 協議会HPへ 

 平成27年2月26日
 (平成27年2月28日更新)

境港市役所にて、中海の海藻で作った海藻肥料「ミネラル海藻」の贈呈式が行われました。

海藻肥料 贈呈式
 中海の水質浄化のために回収した海藻で作った海藻肥料「ミネラル海藻」50袋を
 境港市に贈呈しました。この肥料は、学校給食用のお米や伯州綿の栽培に活用
 されます。
 境港市では、平成27年度の2学期から新しく給食センターが稼動し、小中学校の
 給食に日野町産の海藻米を使用することが決定しました。これにより、境港市内
 でも海藻肥料を使っていただこうと市に贈呈することになりました。

 奥森理事長は、「安全安心の肥料です。有機栽培に使っていただきたい。」と中村市長に海藻肥料を
 手渡しました。中村市長は、「中海の海藻肥料で育てたお米を食べることは、子供たちの環境教育に
 もつながる。」と仰いました。

 この日贈呈した肥料は、学校給食米の水田に35袋、伯州綿を栽培する畑に15袋が使用される予定です。

 平成27年2月18日
 (平成27年2月19日)

山陰中央新報「地域磨き考 山陰のNPOを訪ねて」の4回目に未来守りネットワーク
の記事が掲載されました。


 平成27年2月18日の山陰中央新報に11月20日に取材を受けた海藻刈りの様子やオゴノリの肥料化等
 に対する取り組みについて、掲載されました。


 平成27年2月11日

第4回 中海産海藻肥料による農業改革セミナーを開催します。

農業改革セミナー
      日 時  平成27年2月28日(土) 10:00 〜 12:00
      会 場  夢みなとタワー 2F 第3会議室(境港市竹内団地255-3)
      内 容  10:00 開会挨拶
                  海藻農法普及協議会 会長 金澤啓造
            10:10 「海藻肥料の普及状況と今後の展開」
                  海藻農法普及協議会 副会長 奥森隆夫
            10:40 〜 休憩 〜
            10:50 「森林資源を農業に活かす」
                  講 師  松本 真悟
                  島根大学生物資源科学部
                  附属生物資源教育研究センター 准教授
            11:30 質疑応答
            11:50 閉会挨拶
                 海藻農法普及協議会 副会長 奥森隆夫
 
             主 催  海藻農法普及協議会
             協 力  NPO法人 未来守りネットワーク
             お申込は、協議会ホームページから
 平成27年1月5日

平成27年1月5日 あけましておめでとうございます。


 本日より27年度がスタートします。本年もよろしくお願いします。
 平成26年度の活動報告とアルバムは、各ページの右側へ移動しました。

  NPO法人 未来守りネットワーク  

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